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ほんとにあった怖いか怖く無いか微妙な話

08 19 *2011 | 日記

こちらは涼しいはずですが暑いです。掃除でバタバタしてたせいなのか。
とりあえずジャンプ隠したからもういいかな…(物凄い手抜き掃除)

ほぼにちの怪談読んでたら、ふと小学校の時の実体験を思い出した。
投稿向きでは無い話なのでこちらに書き留めておきます。

続き

私の通っていたド田舎の小学校にも、よくある学校の怪談が一通りありました。
その中のひとつが、「トイレの花子さん」


2階の女子トイレ、電気を消して
「花子さん、花子さん、いらっしゃったら出て来てください」
と呼びかけると、誰も居ないはずの一番奥の個室から
「はあい」
と返事がある、というものでした。


ある日、高学年の女子数人で、花子さんを呼んでみることになりました。
誰も居ない女子トイレの電気を消し、3〜4人の女子が入口で声を揃えて言いました。

「花子さん、花子さん、いらっしゃったら出て来てください」


廊下から光は入るものの、電気が消されているため薄暗く、静まり返る女子トイレ。

やっぱり返事なんかないのか、と女子たちに安堵とガッカリする雰囲気が漂った、その時。


一番奥の個室のドアの鍵がかちゃりと開く音が響き、

ゆっくりと


現れた


















私。



ちょうど個室に入ってたら電気消されたけど当時からキャー!とか言うタイプじゃなかったので出て行きそびれたんだよちくしょう。



キャーとかギャーとか叫びながら散り散りになっていく上級生たちを眺めつつ
花子さんじゃねえよ
と、つぶやいて自分の教室に戻って行った幼き頃も可愛げの無かった小学生でしたとさ。
という怖くもなんともない話。完。

23:20